どうも!パパです。
今日は男性の育児休業取得に関するよくあるギモンその1について話そうと思います。
これは私自身の経験ですが、
「俺、半年育休取る!」と話すと、親族や同僚の中で何人かからこんな質問をされました。
「半年も仕事休んじゃったら収入ゼロでしょ?大丈夫なの?」
確かに日本の育休制度をよく知らない人、特に奥さんが専業主婦で育休を取らなかった家の人だと
こういう疑問を抱くこともあると思います。
ご安心ください。
日本は世界一といっても良いくらい男性の育児休業取得に優しい国です。
結論から言うと、
“会社員なら育休期間中、雇用保険から”育児休業給付金”が支払われるので大丈夫!”
です。
休業しているわけなので、特別な人事制度を設けている企業でない限り、会社から給料は出ません。
だから別に給料泥棒ではないです(笑)
地域差があるかもしれませんが、私の場合は職業安定局からの入金が毎月ありました。
(一般的には2か月に1回の支給のようですが、毎月支給してもらえる方法があります。それはまた別の記事で紹介します。)
主な支給条件は
- 雇用保険に入っていること
- 1年以上働いていること
これだけです。
ではどれくらいもらえるのかというと、私の取った半年間の休業期間中は
“休業開始前の賃金の67%”
です。
ちょっと待ってください!!
え?2/3?それじゃキツいなぁ。って思ったあなた。
大丈夫です。
“休業開始前の賃金”というのは
休業前6か月間の(ボーナスを除く)月収の平均です。いわゆる総支給額の67%ってことです。
手取りで考えると大体80%-90%くらいになると思います。
私の場合は休業前の手取りとほとんど変わりませんでした。(27万→26万)
しかも
- 非課税のため所得税は無し
- 来年度支払う住民税にも反映されない
- 受給中は社会保険料(年金や健康保険)も免除。支払っている扱い
と何も心配せず使えるお金です。
ということで、半年間の育休なら
ほぼ変わらない月収なんです。
もちろん休業期間中のボーナス分のお金は会社からも雇用保険からも出ません。
ボーナスをあてにした生活設計をしていなければ、
男性の半年の育休取得で家計が火の車になることは無いんです。
この前どっかの国会議員か誰かが「育児休業給付金は100%支給しろ」なんて言ってましたが、
このことを知らないんじゃないかと思います。
既に手取りで考えると
100%に近い給付率
なんですよ。
育休取ると休業前の”総支給額分”が丸々もらえるなんて制度になったら優遇されすぎでしょう(笑)
今日はこの辺にします。
育児休業給付金がいつぐらいにもらえるのか?などその他のよくある疑問はまた別の機会に話します。
ではまた明日。
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